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Let's Walk Ogikubo Together!

荻窪音楽祭

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大半の会場が入場無料で気軽に楽しめるクラシックの祭典です。

▼くるくる回して見てください
(“Googleマップで見る”で全画面表示が可能)

■オリジナルレポート
荻窪音楽祭1
2023年の秋で36回目を迎える音楽祭「荻窪音楽祭」が、「荻窪でクラシック音楽を聴く4日間」というテーマで開催されました。
色々な会場でコンサートが開かれるのですが、私は三菱UFJ銀行荻窪支店さんの会場を予約しました。
4日間の開催期間のうち、コチラが会場となるのは1日&1回のみです。

荻窪音楽祭2
銀行の前には案内係の人が待機されていて、会場まで案内してくださいました。
まるでVIPのような対応ですが1階にATMがあり、しかもコンサート会場は銀行内ですので、セキュリティに気を遣われているのだろうと推察しました。
三菱UFJ銀行荻窪支店さんは2023年で100周年を迎えられるそうで、行員の方々は皆さん胸に「100」と書かれた赤いバッチをされていました。

荻窪音楽祭3
会場は4階のルーフバルコニー横にあるガラス張りのスペースでした。
「秋のバンク(=Bank)コンサート」という位置づけで、印刷したプログラムもいただきました。
コンサートホールではないため、演奏者との距離がとても近く、楽器の音が直に感じられる迫力がありました。

荻窪音楽祭4
こちらは4階のルーフバルコニーです。
三菱UFJ銀行荻窪支店さんの建物は、世界的に有名な建築家である安藤忠雄氏が設計したもので、ルーフバルコニーにも一度来てみたかったので嬉しい。
総額20億円をかけてリニューアルされた建物で、大きな窓からは明るい自然光が差し込み、深夜電力で作った氷を昼間に溶かしながら冷房する「氷蓄熱空調システム」も備えられているというハイテクな建物です。

荻窪音楽祭5
この日は3組の演奏が行われましたが、そのなかでも特に「ナンネル八重奏団」さんのモーツァルトの演奏が圧巻でした。
MUFGグループに勤務されている方々を中心に、アマチュアオーケストラで活躍するメンバーで構成されており、まさにモーツァルトならではの美しい音楽に心酔しました。
2曲の予定でしたが、特別にアンコールで「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を3分間に編成したバージョンを演奏してくださり、その演奏も見事で感動モノでした。

(耳より情報)
「荻窪音楽祭」は、演者も運営も基本ボランティアで運営されている音楽祭です。
「心をこめた演奏が心のふれあいを広め、きっと住みよい街にしてくれる」を合言葉に、36回も続いている音楽祭ということに驚くとともに、運営や演奏をしてくださる方々に、心から感謝したい想いを抱きました。
そして、会場となった三菱UFJ銀行荻窪支店さんでは、休日にもかかわらずコンサート終了後に15名のボランティアで参加された行員さんがお見送りをしてくださり、すっかり恐縮してしまいました。
それにしても、三菱UFJ銀行荻窪支店さんが100周年を迎えることに驚きました。
三菱銀行が設立されたのが1919年(大正8年)ですから、それから間もない頃に荻窪支店が開設されたということで、数ある支店の中でも歴史と風格を備えた支店ということになるのではないでしょうか。
荻窪ローカルな話題かも知れませんが、応援したい気持ちになりました。

「ナンネル八重奏団」さんで第一バイオリンを担当した五味俊哉さんは、鎌倉交響楽団でコンマス(コンサートマスター)を務めるベテラン奏者で、会社勤務の傍ら、趣味として多彩な音楽活動を展開されています。
MUFGグループのコンサルティング業務企画部で部長を務められており、そのバイタリティにスゴイなーと感服しました。

■動画情報


■基本情報
[関連サイト] 荻窪音楽祭(芸術の秋にクラシック音楽を堪能する)

■地図(“拡大地図を表示”からルート検索が可能)



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