このサイトについて

こんにちは。
荻窪散歩のサイトへようこそ。
私は、ご案内役のカオリです。
荻窪の良いところをご紹介したいと思い、このサイトを個人で運営しています。
情報紹介の基準は「私が面白いと感じることや、いいなと感じる部分があったかどうか」です。
Webページやネット上での知らない人の評価、書籍の情報などは必要に応じて参考にはしますが、あくまで「実際に私が現地を訪れていいと思ったこと」を記事としてまとめ、発信しています。
取材、記事執筆、HTML作成、Web Server運用などは、すべて私が個人的なボランティア(自分の意思で自ら進んで取り組むこと)として本業の傍ら行っています。
▼このサイトを作ろうと思ったきっかけ
荻窪は中央線沿線にありますが、昨今は特別な存在感はないかも知れません。
例えばこの前、商店街を歩いていた若いカップルから聞こえてきた会話はこんな内容でした。
・女性:「荻窪って、結構いろいろなお店があるんだね」
・男性:「うん。中央線って、新宿の次は吉祥寺だと思っていたけど、こんなところがあったんだね」
・私(心の中で):(中央線は確かに快速の種類によって停車駅が違うのでわかりにくいけど、新宿の次に吉祥寺に停まるような快速はないんだけどなー)
このように残念ながら、特に若い世代には認識率の低い荻窪。
でも実は荻窪は歴史もあり文化的で、丁寧に散歩してみると奥深い魅力が見えてくる街なのです。
ただ、若者が利用するようなメディア(Instagramなど)での荻窪の情報発信が少ないのも事実(だから若い世代の認識率が低い)。
それなら、荻窪生まれの私が荻窪の魅力を紹介しちゃうゾということで、このサイト作りを始めました。
▼高級住宅地&文化の発信地としての歴史を持つ荻窪
荻窪は大正時代から昭和時代の初期にかけて、東京近郊の別荘地として「西の鎌倉、東の荻窪」と称された高級住宅地でした。
JR荻窪駅の南口から南に向かって歩いていくと、かつて高級住宅地として栄えた面影が色濃く残る、素敵な雰囲気の住宅街があります。
大田黒公園、角川庭園、荻外(てきがい)荘公園など、往時の歴史を感じることのできる場所が公園や庭園として管理されて今も残り、その静けさの中に漂う大人の雰囲気を感じながら、心静かに散策することができます。
特に、荻窪四丁目付近には敷地の広い邸宅が連なっており、それらの邸宅を見ながら歩くだけでも、相当にリッチな気分に浸れます。
広々とした日本庭園が美しい、戦国大名・今川義元で有名な今川家ゆかりのお寺の観泉寺には駐車場もあり、ちょっとした近場のドライブをして訪れると、そこはまるで鎌倉にある大きなお寺にでも居るかのような凛とした静寂が漂い、心静かに上質な気分を楽しむことができます。

(↑観泉寺)
また荻窪には、井伏鱒二、太宰治、与謝野晶子といった往時の流行作家たちや、角川書店を創設した角川源義、総理大臣を3度務めた近衛文麿、音楽評論家の大田黒元雄など、多くの著名な文化人が居住していた歴史があり、文化の発信地となっていました。
それらの著名人たちが荻窪を拠点として活動したことで、荻窪の名は全国に広まりました。
文化の発信地という特徴は現代の荻窪にも引き継がれており、ガンダムで有名なサンライズ本社を筆頭に、今や日本を代表する文化の象徴であるアニメーションの制作会社が数多く集まっています。また、アニメファンの聖地となっている杉並アニメーションミュージアムや、店内の壁に漫画家直筆のイラストがたくさん描かれていることで有名なイナズマカフェなど、様々なアニメ関連の名所もあります。
▼名店や人気の病院がある荻窪
JR荻窪駅の北口の駅前には、第二次世界大戦後の闇市「新興マーケット」から生まれ変わった「荻窪タウンセブン(1981年オープン)」があり、その地下街には闇市時代から続く名店が今でもひしめきあっています。その中でも特に、鮮魚を扱う「魚耕」と「東信水産」には美味しい魚があると評判で、通勤で荻窪を通る方が途中でわざわざ電車を降り、魚を買って帰るという逸話が聞かれるほどの人気ぶりです。
また、JR荻窪駅の北口の駅前にある「教会通り」には、昔からある細い入り組んだ迷路のような路地が残されており、365日24時間の無痛分娩に対応することで評判の東京衛生アドベンチスト病院の先にある、天沼教会まで続いています。
出産は激しい痛みを伴い大変というイメージがありますが、実は東京衛生アドベンチスト病院であれば、無痛分娩によってほとんど痛みを感じずに出産することができます。
そのため、荻窪在住で私が知っている妊婦さんは皆さん、東京衛生アドベンチスト病院で出産されています。
教会通りには、はちみつの量り売りで有名なラベイユの本店があります。
世界各国から取り寄せたはちみつが売られており、生産者さんとの関係を大切にしながら良質なはちみつを届けたいという想いが感じられて、思わず応援したくなるようなはちみつ屋さんです。

(↑ラベイユ)
▼緑豊かな再開発も進む荻窪
JR荻窪駅の南口から善福寺川に沿って南下すると、緑豊かな善福寺川緑地へと続きます。
善福寺川緑地の周辺は近年になって景観が一変するほどの大規模な再開発が幾つも行われ、小さな子供が一緒の家族連れでも安心して散策を楽しめる開放的で気持ちのよい、手入れの行き届いた植栽に囲まれた空間が広がり、若い人たちにも大人気のエリアとなっています。

(↑善福寺川緑地の周辺)
恥ずかしながら(私事ですが)、善福寺川緑地の周辺に住み始めた知人から、「荻窪って緑が豊かで本当にいいところだね」と言われ、「?」と思い改めて訪れてみたところ、「なるほど」と心底納得したのは、実は割と最近のことです。
▼クリエイターが多く住む荻窪
荻窪には、クリエイターが多く住んでいると言われます。
クリエイターとは一般的に「自分の持つ特技を生かして、それを仕事にしているプロ」を指しますが、それだけでなく、才能を持った人を応援して脇を固める方々もクリエイターと言えます。
荻窪には、その両方のクリエイターが居るから面白いと思います。
例えば、ヨロコビtoのようなギャラリーを訪れれば、作家を心から応援したいと思っている運営者の方の熱っぽいお話を聞けたり、ときには作家さん自らがギャラリーにいらっしゃって、制作にかける想いを直接伺うことができます。

(↑ヨロコビto)
▼新しい発見(解像度を上げる)

(↑日大二高のイチョウ並木//杉並百景に選ばれている)
歩けば歩くほど、様々な「新しい発見」がある荻窪。
でも実は、その一つ一つはすでに以前からそこにあって、普段は意識が向かず認識できていないため、単にスルーしているだけなのかも知れません。
せっかく良いお店やスポットがあっても、意識が向かず認識できていなければ、それはその人にとっては「存在しないのと同じ」です。
人は、無意識のうちに情報を取捨選択し、自分が見たいものだけに意識を向けるようにできています。
目に入るものすべては処理できないため脳が備える安全装置ですが、ときにはこれが無関心に繋がります。
例えば、いつも通勤で通っている道の途中にあった建物が建て替えで取り壊されたときに、以前はどんな建物があったのかを思い出せないのは、そこに意識を向けていなかったためです。
同じように、普段は意識を向けていないために、身近にあるのに認識できていないものが、実はたくさんあるのではないでしょうか。
わざわざ遠くに出かけなくても荻窪であれば、よく目をこらし意識を向ける(=解像度を上げる)だけで、「今まで認識できていなかった(自分にとっての)新しい発見」をすることができます。
遠くに旅行に行かなくても、身近な荻窪を散歩する中で「新しい発見」ができるなんてお得ですよね。
▼言葉にする(言葉が現実を創る)

日本には昔から「言霊(ことだま)」という考え方があります。
「言葉には発した通りの結果が現れる力がある」という意味で、同じような意味合いとしてアメリカの自己啓発作家ナポレオン・ヒルが言った「思考は現実化する」という考え方も有名です。
私はこの2つの言葉を融合して、「言葉が現実を創る」という考え方が好きです。
実際、情報技術が進歩した現代では、プログラマーが記述したプログラム言語(言葉)が、現実(ソフトウェア)を創り、世界経済を動かしているのは周知の事実です。
思考は言葉にすることで、初めて他人と共有され、現実として認識されます。
誰かと認識を共有したいときは、まずは言葉にすることが大切です。
ですからこのサイトでは、荻窪を題材として多くの言葉を綴っていきたいと思っています。
「We believe people with passion can change the world for the better.」(情熱を燃やす人は、世界をより良い方向に導くことができると信じています)
上記は、故スティーブ・ジョブスさんが1997年に倒産寸前だったAppleに戻り「Think Different」という起死回生の広告キャンペーンを打ったときに語った言葉です。
私がこのサイトで発信する言葉は些細なものかも知れませんが、荻窪をより良い方向に導く小さなきっかけになれば良いな、と考えています。
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