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荻窪調査日記


Episode2:荻窪周辺の公園事情

荻窪周辺の公園事情
今回は、荻窪周辺に豊富にある公園についての話題です。


荻窪には大きな土地を所有していた個人や企業があり、それらの土地が杉並区に売却されて区立公園として整備される例が多いです。
無数の区立公園のほかに都立公園もあり、緑のある憩いの場があちこちにあるのが、荻窪のよいところです。
これは、「各住居の半径500メートル以内に公園があるように空白地帯を埋めていこう」という、杉並区の進める「多世代が利用できる公園づくり基本方針」が関係しているのですが、とてもよい取り組みだと感じます。
今後も、大きな面積の土地を所有している個人の世代交代(高額な相続税対策や後継者不在などに伴う区への寄贈)や、大企業による経営方針の転換(経営建て直しなどに伴う資産の処分)等により、ますます区立公園が増えて、都内でありながら緑豊かで暮らしやすい街になっていくのではないかと期待しています。
さて今回は、私が普段からよく散策に訪れる、雰囲気のよい公園を取り上げます。

①天沼弁天池公園

天沼弁天池公園
2007年に西武鉄道から杉並区に用地が売却されて造られた区立公園です。
荻窪駅から教会通りを進み、少し右手に行くと辿り着くことができます。
公園の入り口にある門は、西武鉄道が西武ゴルフ研修所として使用していた時代のものがそのまま残り使用されています。
豊かな緑に囲まれた池のある日本庭園もあり、散歩の途中で立ち寄るとほっとした気分になれます。
また、公園の敷地内に杉並区立郷土博物館の分室があり、定期的に入場無料の企画展が開催されていますので、ちょっと覗いてみると何だか少しだけ自身の意識が高くなったような気分になれます。
⇒天沼弁天池公園のレポート

②太田黒公園

太田黒公園
1981年に、音楽評論家の大田黒元雄氏の遺志にもとづき、氏の屋敷跡につくられた区立公園です。
回遊式日本庭園のほか、太田黒元雄氏のアトリエを改装した記念館があり、無料で見学することができます。
豊かな自然に囲まれた日本庭園は、四季折々で様々な表情を見せてくれるため、季節ごとに写真を撮りに行くのもおススメです。
11月下旬から12月上旬までの期間は、日没後から紅葉がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
但し、2020年から17時以降(~21時まで)のライトアップ時に入場するにはお金がかかるようになりました(大人300円、小・中学生100円)。
⇒太田黒公園のレポート

③荻外荘(てきがいそう)公園

荻外荘(てきがいそう)公園
1937年から1941年までの間に、3度総理大臣を務めた近衞文麿の私邸を整備して造られた区立公園です。
荻外荘は公開に向けて整備が進められている最中ですので、現在入れるのはその下の芝生広場の部分のみですが、広々としていて気持ちがよいです。
荻外荘は、日米開戦の回避を巡り論争が行われた場所として有名です。
当時は連日のように新聞の紙面に荻窪の地名が登場して、総理大臣の別邸がある荻窪という、ちょっと高級なイメージを全国的に知らしめたそうです。
論戦は進展が見られず、結局は太平洋戦争に突入してしまいました。
終戦後に戦争犯罪人の容疑者に指定されて巣鴨拘置所に出頭しなければならなくなった日に、近衞文麿は荻外荘で自らの命を絶ってしまいました。
日本の政治にとって重要な論戦が行われた場所が保存され、公園として整備されることは、大変に興味深いです。
⇒荻外荘(てきがいそう)公園のレポート

④桃井原っぱ公園

桃井原っぱ公園
前身は、大正時代に世界有数の航空機メーカーだった中島飛行機株式会社の東京工場があった場所で、そこに日産自動車株式会社の荻窪工場が建てられ、その工場が移転した跡地に、2011年に開園した区立公園です。
広大な敷地があり、災害時には避難拠点としての役割も果たします。
公園内の一角には人工の小川もあり、小さな子供たちが水遊びをできるようになっています。
休日には、広々として開放的な原っぱの雰囲気を求めて、多くの人が訪れます。
公園を取り囲むようにして、マンション群が立ち並んでいます。
すぐ近くに、1000円以上のお買い物をすれば2時間まで無料で車を駐車できる98台収容の立体駐車場を有するクイーンズ伊勢丹があり、気軽に車で訪れることもできます。
⇒桃井原っぱ公園のレポート

⑤善福寺公園

善福寺公園
1961年に開園した、上と下に2つある善福寺池を中心とした歴史のある都立公園です。
善福寺池は、そこから伸びる善福寺川の水源ともなっています。
長い歴史があるだけあって、公園内には幾つもの巨木があり、何とも言えない鬱蒼とした深い緑に覆われています。
野鳥も多く、バードウォッチングに訪れる人が多いのも特徴です。
善福寺池では足漕ぎボートに乗れるため、親子連れが楽しそうにボートを漕いでいる様子が見られます。
公園を取り囲むようにして古くからの大邸宅が建ち並んでいます。
善福寺公園はドラマのロケ地としても有名で、ドラマ撮影で使えるプール付きの豪邸などもあります。
広大な敷地を持つミッション系の東京女子大学がほど近くにあり、その影響もあってか全体的に上品な雰囲気が漂います。
⇒善福寺公園のレポート

⑥善福寺川緑地


荻窪駅の南側、善福寺川沿いに全長3キロに及ぶ広大な緑地があります。
善福寺川緑地はその先にある和田堀公園まで繋がっており、両方足すと全長4.2キロにもなります。
広々とした遊歩道が整備されており、善福寺川緑地に約400本、和田堀公園に約280本の桜が植えられていて、春には一斉に桜が咲き、素晴らしい桜色の風景となります。
住宅地を抜けるとパッと視界が開けて、突然のように現れる広大な緑地は大人気で、休日には散歩に訪れる多くの人々で賑わいます。
密集した住宅地から平地を歩いてそのまま緑地へ入り込むため、先刻まで住宅地を歩いていたと思ったら突然、緑地にワープしてしまったかのような、そんな不思議な感覚を抱きます。
視線を遮るような土手もなく、日常と非日常が境目なく隣り合い、融合して同居しているような、素晴らしいロケーションなのではないかと感じました。
⇒善福寺川緑地のレポート

⑦井草森公園

井草森公園
1996年に開園した杉並区の区立公園としては最も大きい公園です。
元は、旧通産省の「機械技術研究所」があった場所です(国の政策でつくば市に移転)。
「機械技術研究所」は、戦後に農業機械などの開発やその他の機械の研究が行われ、世界一流と言われる「メイド・イン・ジャパン」の日本の機械工業の発展に寄与した研究所として知られています。
公園には大きな地下駐車場もあり、休日には車で気軽に訪れることができます。
注目は公園内を流れる人工の小川で、水遊びができるようになっているため、夏場は小さな子供を連れた家族連れで賑わいます。
⇒井草森公園のレポート

以上、荻窪周辺の公園をご紹介してきました。
こうして改めて見てみると、荻窪周辺には大きな公園が多く、緑豊かな環境が本当に身近にあることがわかります。
上記の他にも行ってみたい公園がたくさんありますので、訪問次第、追加させていただく予定です(お楽しみに~)。



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